注)昭和52年11月20日に第4版が発行されているものの内容です。
ビートルズに改名したのは60年、ピート・ベストを加え5人組となった。
当時ロリー・ストーム&ハリケーンズのドラマーだったリンゴと他の3人が知り合ったのはハンブルグで。
ブライアン・エプスタインがはじめてビートルズを知ったのは61年10月28日のこと。
リンゴが正式にビートルズに加入したのは62年8月。
デビュー・シングルは62年10月5日”Love Me Do/ P.S. I Love You”がパーロフォン・レコードより発売された。
ジョンは62年8月23日シンシア・パウエルと結婚。68年11月8日離婚。
ジョンは69年3月20日、ジブラルタルの登記所で小野洋子と再婚。
ポールはかなり長い間ジェーン・アッシャーとつきあっていた。
ジェーンは、ピーター&ゴードンのピーター・アッシャーの妹で舞台女優。
ポール、69年3月12日、リンダ・イーストマンと結婚。リンダはプロ・カメラマンだった。
66年1月21日ジョージとモデルのパティー・ボイドが結婚。現在離婚の噂がチラホラ。
リンゴは65年2月11日、モーリン・コックスと結婚。75年2月離婚。
ジョンの好きな音楽はR&Bとゴスペル・ソング。
ポールの好きな音楽はR&Bとモダン・ジャズ。
ジョージとリンゴの好きな音楽はR&BとC&W。
4人の好きな歌手は、チャック・ベリー、リトル・リチャード、ダイナ・ワシントン、プレスリーなど。
ジョンの愛車 − ロールス・ロイス、フォルクス・ワーゲン、フェラーリ、ミニ・クーパー。
ポールの愛車 − アストン・マーチンDB5、ミニ・クーパー。
ジョージの愛車 − アストン・マーチンDB5、ミニ・クーパー。
リンゴの愛車 − フェイセル・ベガ、ミニ・クーパー。
ジョンの使用楽器 − 初期はリッケンバッカー425、お気に入りはエピフォンE230T。
ジョンはその他ギブソン、ギルドのアコースティック・ギター。フェンダー・ストラトキャスターなども使用。
ポールの使用楽器 − リバプール時代から66年までカール・ヘフナー500/1を使用。
その他、リッケンバッカー4000、フェンダージャズベースなども使用。
ポールは左利きのため特注品以外は弦を左用に張りかえて使っている。
ジョージの使用楽器 − リード・ギタリストだけあり15本ほどのギターを使用。
主なものは初期に使用していたグレッチのローク・ジェット。リッケンバッカーの300−12。
後期になってフェンダー・ストラト、ギブソンレス・ポールなどの名器を多く使用。
その他、ジョージはエピフォン、グレッチ、メイトン、リッケンバッカーなど多種使用している。
リンゴの使用楽器 − デビュー当時はラディック983−1P、その後は981−1Pが主。
ビートルズが使った楽器で変り種はディルルバ、クラヴァイオリン、タブラなどがある。
キーボードも多種あって電気ピアノをはじめハーモニウム、メロトロン、ムーグ、ハモンド、ハープシコードなど使用。
ビートルズの映画は「A Hard Day's Night」、「Help!」、「Yellow Submarine」、「Let It Be」の4本。
監督は「A Hard Day's Night」と「Help!」がリチャード・レスター。
「Yellow Submarine」はアニメーション・フィルム。監督はジャック・ダニングとジャック・ストークス。
「Let It Be」の監督はマイケル・リンゼイ=ホッグ。LP作製のドキュメンタリー・タッチのフィルム。
ジョンが単独出演した映画は「How I Won The War」という反戦映画。
「How I Won The War」の監督はリチャード・レスター。ジョンは厭戦気分にとらわれた兵士の役。
この映画の出演のためジョンは髪をカット。またロケ中にメガネを12個紛失。
リンゴは「Candy」、「Magic Christian」、「Blind Man」、「Stardust」と映画出演が多い。
ビートルズの親しい友人にクラウス・プアマンがいる。彼は最初のハンブルグ巡業の際知り合った仲。
クラウス・プアマンはLP「Revolver」のジャケットのイラスト、LP「Ringo」のブックレットのイラストも描いている。
歌手シラ・ブラックもビートルズの無名時代から交友がある。
シラはビートルズがキャバーン・クラブに出演していた頃、そのクラブの受付をしていたひと。
ローリング・ストーンズとはライバル視されていたにもかかわらず古くから仲が良かった。
"All You Need Is Love"にはミック・ジャガーが参加。そのお返しとしてストーンズの"We Love You"にビートルズが参加。
クラプトンは「All Things Must Pass」「The Concert For Bangladesh」にも参加している。
ビートルズの曲の中で一番カバー・レコードの多いのは"Yesterday"。なんと1800以上もある。
LPで一番売れたのは「Abbey Road」で500万枚という驚異的な数字。
シングルでは「Hey Jude」。
イギリスでのオリジナル・アルバムは全部で15枚。アメリカではもっと多い。
ビートルズの音楽に影響を与えたもののひとつにインド音楽がある。
インド音楽及び思想に一番傾倒したのはジョージ。ラビ・シャンカールにシタールの手ほどきを受け、現在まで交流が続いている。
もうひとつビートルズに影響を与えたのはLSD、マリワナなどの類。
"A Day In The Life"は麻薬を連想させるという理由で放送禁止になった。
"Lucy In The Sky With Diamonds"は頭文字をつなげるとLSDになることから麻薬に関係があると疑われた。
「Sgt. Pepper's」のジャケットにはビートルズの他49名の有名人の写真をコラージュしてある。
ビートルズの最後のLPは「Let It Be」だが、実際に録音したのは「Abbey Road」より先。
一番最後に4人そろって演奏したのは「Get Back」。その後はバラバラにレコーディングを行っていた。
ブラウザの戻るで戻ってね(汗)